なにを大事にして生きる? 

さて、先日兵庫県に行った時の話です。

神戸の三宮をぶらついていました。お昼になったので、前から気になっていた【とまと座】という、イタリアンのお店にお邪魔しました。休日は行列ができるほど、人気のお店だそうですが、その日は少し遅めの昼食だったのでスグに入れました。大通りを外れ、住宅街をさらに裏に入り、ようやく見つけられる、まさに隠れ家と呼ぶにふさわしいこちらのお店。

    

※とまと座

〒650-0011 兵庫県神戸市中央区中央区下山手通3丁目8−4

https://goo.gl/maps/MSBfVZaiVdc2DDW48

 

元々イタリアンは好きですがパスタを店で食べることはあんまりない私。だってパスタなんて家で1食100円くらいで自炊できるし、日常的に食べてるから、高いお金出してまで食べようと思わないじゃないですか。(貧乏くさいですね、はい。すいません)

 

そんなことを思いながらも私はホタテのクリームパスタをセットで注文。(生パスタってあの平べったい奴だと思ってました)

最初はサラダ、パンの順番でいただきました。

 

さてメインのパスタですが、、、

率直にいって

滅茶苦茶美味しかった

ソースもいいですが、それ以上にとにかく麺がモチモチとしていて、一噛みごとに美味しさが広がっていきます。少しレモン風味の効いたクリームソースも程よく麺に絡まり、食べ進めるごとに美味しさが増していきます。

メニューには、他にも20種類ほどパスタがあったにも関わらず、この1品が放つ輝きが大きすぎる。他の、どのメニューを食したとしても、同じクオリティのものが提供されるだろうと予想し、期待してしまう力が、このお店にはありました。最初の一口で、私はこのお店のファンになっていました。

間違いなく私が生涯食べてきた中で一番おいしいパスタであったと断言できます。

 

さて、なぜ私がこの話をしたかというと、たんに美味しいお店を紹介したかったワケではありません。私は最初、お腹はすいていましたがあまりパスタを食べることには前向きじゃなかったのです。言ったように、安価に自分で作れますからね。

それは言い換えるならば、味がだいたい予測できてしまう、ということでした。

もちろん市販のパスタとレストランのパスタの味には違いがありますが、特にレストランのパスタの味ってだいたいどれも同じじゃありませんか?パスタに限らず、600円のとんかつ定食と1500円のとんかつ定食、味の違いが分かる人ってどれだけいるんでしょうね。多分そんなに大きな差はないと思うのですよ。

そんな大して味に差がないものを食べ続けて20年、30年と生きていくと、あら不思議。食べなくてもだいたい味を予測できてしまうのですよ。みなさんも経験ありませんか?ラーメンといわれるといろんな味を想像しますが、醤油ラーメンと言われるとどうでしょう。ある程度、味が固定化され、その想像から外れる味を提供する店って、ほとんど思い浮かばないんじゃないでしょうか。

 

私は予想を超えてくるものに真の価値があると思っています。

今回で言えば「とまと座」さんは完ぺきに私の予想を超えてくるものを出してくれました。

料理に限りません、映画やスポーツ、会社のプレゼンや恋人の意外な側面、など、私たちは日常の中で過去の経験から、いろんな予測を立てます。子供は経験が浅いですから、些細なことにも一喜一憂できますが、歳を重ね予測精度が向上していくと、人は「おもしろさ」を感じにくくなります。これは「不幸」なことですが同時に避けられないことです。しかしだからこそ、その予測が越えられたとき人は「面白い」「すごい」「もっと知りたい」と思い、そうしたモノは一般的に「一流」と呼ばれます。(一流だから必ずしも予想を超えるとは限りませんが)

こうした自分の予想を超えてくるものは世の中にそう多くはありません。貴重です。

自分に予想外の衝撃を与えてくれるモノを大事にし、それを探っていくことは、幸福な人生を送るうえで必要不可欠ではないでしょうか、、、今回はそういったお話でした。

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